2013年10月02日

反省と再出発

二話の公開も落ち着いた(はず)なので、これまでの反省点と次回作へのお話。

たまにはこういう、備忘録的な記事もありじゃないかと思う。
そんなわけで、気の赴くままにつらつらと書いていく。
たぶん長文になると思うが、暇つぶしにでも読んでもらえたら幸いだ。


まずは先日公開した二話について。
さっそく進行不能のバグが見つかったのは参った。本当に参った。
やはり公開前にきちんと睡眠はとらないといけない。
焦るとなにもいいことないね。これは肝に銘じよう。

で、今回のシナリオだけど。
実は話を書く上で、毎回、テーマというか目標のようなものを立てている。

前作の第一話は、クトゥルフ神話について知らない人でも楽しんでもらえる話がテーマだった。
そのため、ホラー要素を強めにし、登場させた神話生物もかなりマイナーなものにしてみた。
……マイナーなのを選んだのは、単に私の趣味でもあるのだが。

おかげで、クトゥルフ神話を知らないけど面白かったという声をいくつも頂けた。これは本当に嬉しかった。
が、その一方で話が長い、冗長なシーンがあるという指摘もあった。
確かに読み返してみると無駄が多い。もう少しスマートな流れでいけたと思う。

その反省を二話に持ち込んだのだが、これが結果として新しい課題を生むことになった。
それについては後述するとして。二話について少し語ろう。

二話のテーマは前回と逆に、クトゥルフ神話の雰囲気を、もっと言えばクトゥルフTRPGのような雰囲気を目標に書いてみた。
リプレイ風シナリオとも言い換えられる。
定番の技能をいくつか使わせ、クトゥルフ神話に欠かせない要素である日記も作中に盛り込んでみた。
TRPG初心者向けの、比較的まっすぐなシナリオにしてみたつもりだ。
おかげで、実際にTRPGをプレイしたことのある方からは、概ね好評を得ているように感じる。

だが、そのぶんホラー要素や物語としての面白さを薄めてしまったのは反省点だ。
別な意味で一本道。小説に欠かせないどんでん返しや急展開といった要素がなく、先の読めるお話となってしまった。

あくまでこの作品はノベルゲームなのだ。まぁ、選択肢を加えたのでジャンルはADVかもしれないが。
物語に比重を置いてるという意味ではノベルゲームと言って差し支えないはず。
その物語性を軽んじてしまったことが、今回最大の反省点である。
コンパクトにまとめようとしたことも仇となった。
結果的に、無難なお話になってしまった気がする。
何事もバランスが大事だ。そのことを改めて認識できた。

そうした諸々の反省点を確認したうえで、いよいよ次回作の話をしよう。

次回は第三話……ではなく、2,5話になる。
調律シリーズ初のスピンオフ作品だ。

実のところ、このスピンオフ物語を書くことはずっと以前から決めていた。
それこそ、一話を公開する前。この作品を作ろうと考えた当初からである。

「Mたちの調律」の舞台は三ッ池市という広い街全体だ。
当然、そこにはたくさんの人が住んでいる。
主人公である透也の視点では、そのすべてを俯瞰することなんてできやしない。
彼のいない時にどんなことが起きているのか?
大きな事件でなくとも、それこそ真帆と優月の二人が繰り広げるガールズトークすらわからない。
そこに、私はスポットを当てたかった。
……別にガールズトークにスポットを当てたいわけじゃない。
そんなことはグータンヌーボに任せればいいのだ。優香さん、江住さん、お願いします。

最初はザッピング的な話も考えた。
が、一人でやるには能力も労力もないので諦めた。
その代わり、スピンオフ、番外編を作ろうと決めたのだ。
それが次回作の2,5話である。

主人公が誰であるか、残念ながら今は明かせない。だが、彼女の視点で進む物語は、今までとは違った側面を見せてくれることを約束しよう。

ちなみに次回のテーマはミステリーである。

クトゥルフ神話の世界観では魔法や怪物が存在する。通常、それらが登場人物に認識されることはないが、そういった知識をもつ敵が出てくることは十分にあり得るのだ。
だから、その気になれば密室トリックくらい簡単にできる。魔法を使えば一瞬だ。

なので、本格推理ものとは言えないが、それでもいろいろと推理してもらいたい。
事件を起こしたのは誰か?
どうやって防ぐのか?
それらをプレイヤーにも考えてもらいたい。そんなシナリオにするつもりだ。

今はまだプロットを組み立てている途中だが、きっと「うわー!こいつが犯人かー!」と思ってもらえるはずだ。

……我ながら、かなりハードルを上げている。この記事を魚拓に取られて、公開後に晒されないことを祈ろう。

勉強のため、乙一氏の作品であるGOTHを読み直している。
やはり乙一の書く話は面白い。伏線の張り方が絶妙だ。
森野かわいいよ森野。


そんなわけで、直樹の戦いはまだまだ続く。
どうか期待して欲しい。
その期待を裏切らないよう、そしていい意味で裏切る話を書けるよう頑張っていく。

では、今回はこの辺で。
最後にコメント返しをして筆を置こう。

それでは、またの機会に。
名無しさん

初めまして。前作から安心して楽しめるシリーズと言ってもらえて光栄であります。

ご指摘の件に関しまして、直樹はまったく知りませんでした(笑)
なにせ私は邪神に仕える狂信者。他の宗教にはほとんど無知なのであります。
いや、調べろよと言われたらそのとおりです。

見事に顔真っ赤な内容となってしまいましたが、彼らもまだ高校生なので、その辺の認識はまだ甘いんじゃないかなぁ(強引

宗教ネタは詳しい方から見ればツッコミどころ満載の内容だったと思います。
まだまだ勉強不足ですね。実家がどこの宗派かも知らない作者です(笑)

物語上、さほど重要な要素でもないので、笑って見逃してもらえれば幸いです。
次回作も頑張りますので、これからもどうか応援よろしくお願いします。
posted by 直樹 at 08:03| Comment(0) | ゲーム制作
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