押切蓮介作品はでろでろしか読んだことないのですよ。
ミスミソウは作風がかなり違う、かなりダーク路線だの鬱展開だのと聞いてたので、一応は覚悟した上で読んでみたわけですが……
あかん、これはつら過ぎる……
誰にも救いがないとか……
いやね、正直な話、でろでろから既に兆候はありましたよ?
あれもブラックコメディな回が何度かあったけど、あれもお化けより人間の方がこえーよってテイストだったしね。
しかし、ここまで人間の悪意というか、黒い部分を抉り出すとは思ってませんでした。
これはかなりオススメできない。
文句なく面白いんだけど、間違いなく人を選ぶ内容です。
この記事書いてる今も、腹にずーんと重いものが溜まってる感じ。
ホラーは平気だけど、精神グロは苦手なんだよー。
クトゥルフものを扱ってる手前、人間の狂気とかには常にアンテナ張ってるんですが、これはあかん……
ラストシーンで一瞬救いが見えた後のノゾミガタタレター感は異常。
押切作品はでろでろやハイスコアガールしか読んだことない、でもこれ気になるって人へ。
読むな、いやまじで。
焔の眼はダークファンタジーっぽいし、まだ救いがありそうなんで今度買ってきます。
【雑記の最新記事】